UbuntuでYaneuraOuコンパイル
目次
1 概要
- Ubuntu(Debianでもほぼ同じと予想される)でYaneuraOuコンパイル
2 リンク
- YaneuraOuのGitHub https://github.com/yaneurao/YaneuraOu
3 YaneuraOu をコンパイル
- ソースファイル群から実行ファイルを作成
3.1 以下の操作を行っている動画
3.2 事前準備
- コンパイラとしてclangをインストール
sudo apt install clang
3.3 作業用のディレクトリ作成
mkdir YaneuraOu
cd YaneuraOu/
3.4 YaneuraOuのソースゲット
git clone https://github.com/yaneurao/YaneuraOu.git
3.4.1 ソースのバックアップ
- バックアップファイルをYaneuraOu.20191009.tgzで保存
tar cvzf YaneuraOu.20191009.tgz YaneuraOu/
3.5 CPUの命令セットの確認
- 以下のコマンドを実行し、/proc/cpuinfoに含まれる命令セットに、使いたい命令セットが含まれているか確認。含まれているなら、希望の文字列が含まれた行が表示されるはずなので、出力を確認して、希望の命令セットが含まれるか確認。
- avx5系かどうか?
grep -i avx5 /proc/cpuinfo
- avx2系かどうか?
grep -i avx2 /proc/cpuinfo
- sse42系かどうか?
grep -i sse4 /proc/cpuinfo
3.6 ソースディレクトリに移動
cd YaneuraOu/source/
3.7 必用ならMakefileを変更
- 私のCPUセットはsse42なので、TARGET_CPU = SSE42 をコメントアウトして、CPUの命令セットを SSE42にした。使うマシンのCPUによっては変更の必用無い場合もある。
vi Makefile
3.8 ビルド
- 以下の命令で上手くエラーなくコンパイル出来ればOK
- YaneuraOu-by-gcc というファイルが Makefileのあるフォルダに作成される。これが実行ファイル
- YaneuraOu-by-gcc は将棋用のプロトコルと標準入力や出力でやりとりするソフトなので、これ単体で将棋を楽しむのはしんどいので、人間と将棋エンジンとの間をとりもってくれるソフトを利用して使う。
make
4 今後
- 今後も文書追加していきます。
5 この文書のチェンジログ
- 2019/12/12 初版
I
Created: 2019-12-12 木 12:05