Termux入門
1 概要
- Androidアプリで、Linux環境をroot権限無しで使える
- sshdを起動することが可能で、リモートでPCから接続して使える
- AndroidにUbuntuをインストールすることも可能らしい
- 超便利
- 思った以上に色々なセンサが組み込まれていることに驚く
1.1 関連リンク
2 インストール
2.1 以下の操作を行っている動画
2.2 Termux インストール手順
2.2.1 AndroidでUSBデバッグを可能にする
- Androidの設定を起動
- システム→端末情報を開き、一番下の「ビルド番号」を何度もタップ(7から8回)すると、開発者むけオプションが有効になる
- システムに戻ると、「開発者向けオプション」ができてるので、それをタップ、「USBデバッグ」を有効に変更
2.2.2 Androidでまず以下の操作を行う
- Google Playストアで、Termuxで検索し、Termuxと、Termux-API(Androidの特殊機能利用に使う)をインストール
- Termuxを起動し以下のコマンドを実行
- Termuxに入れるコマンドは、何らかの方法で、Androidに送付しとくと、入力楽
pkg update pkg upgrade pkg install python openssh termux-api git ssh-keygen termux-setup-storage
- Androidをwifi接続
- ifconfigでipアドレスを調べる(ローカルネットのIPアドレス、恐らく192.168.数字.数字の可能性大
- これで何も表示されないなら、ifconfigだけで試して、Androidのipアドレス調べる
ifconfig | grep 192
- 以下は出力例
inet 192.168.0.151 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255
2.2.3 PC側で以下のコマンド実行
- 途中でパスフレーズ聞かれるが単にエンターで何も入力しない
ssh-keygen -t rsa -f ~/.ssh/termux
- ~/.ssh/configに以下を追加
- ここでは 192.168.0.151 にしているところは、Androidで調べたipアドレスに
Host termux HostName 192.168.0.151 Port 8022 IdentityFile ~/.ssh/termux
- AndroidとUSB接続しキーをコピー
adb push ~/.ssh/termux.pub /storage/abc
2.2.4 Androidでsshの設定を行う
- Termuxで以下を実行
cd ~/.ssh
cat ~/storage/shared/abc >> authorized_keys
- 起動していたらsshのサーバー停止
pkgkill ssh
- sshのサーバー起動
sshd
2.2.5 PC側から、ローカルネット経由でssh接続
ssh termux
2.3 この章のまとめ
- Termux関係をインストールして、sshでロカールネット経由で、ssh接続出来るところまでの手順紹介
3 Androidのセンサ操作
3.1 以下の説明を行っている動画
3.2 Androidを起動し、Termuxで以下を実行
- これでセンサ一覧が出る
termux-sensor -l
- 以下で使い方の説明がみれる
termux-sensor -h
- 例えば一覧に “STEP_DETECTOR_WAKEUP” があったら以下で出力みれる、停止にはctrl+cで止まる
termux-sensor -s "STEP_DETECTOR_WAKEUP"
- 例えば一覧に “ACCELEROMETER” があったら以下で出力みれる、停止にはctrl+cで止まる
termux-sensor -s "ACCELEROMETER"
- 例えば一覧に “GYRO_TEMPERATURE” があったら以下で出力みれる、停止にはctrl+cで止まる
termux-sensor -s "GYRO_TEMPERATURE"
3.3 この章のまとめ
- Androidの各種センサーをtermuxから利用する方法紹介
4 今後
- 今後も文書追加していきます。
5 この文書のチェンジログ
- 2020/08/19 初版
Created: 2020-08-19 水 08:32